荻窪の矢島塾 - 都立青山高校受験対策

都立進学重点指導校 都立青山高校について

都立青山高校は、神宮球場などが所在する「都会のオアシス」にある進学校。洗練された都会的な校風で全人教育が実践されている。2010年は前年比で合格者が倍増。このクラスの高校では東大、京大の合格者数よりも、それに次ぐ東京工業大学や一橋大学の実績向上が大切だが、このレベルの合格者は増加の一途をたどっている。都立青山高校は、まだまだ伸びるだろう。

都立青山高校の魅力

都立青山高校の受験を考える

【都立青山高校受験者平均 - 平成23年度】
男女 国語60 数学52 英語62 計174

年度によって問題の難易度はかなり違うものの、都立青山高校の入試問題は、全般的に早慶の入試問題と同程度と考えられる。

高得点を取るためにたゆまぬ努力をすることはもちろん必要だが、目標点を設定してもなかなか実現するのは難しい。

そこでもっと実現性のある点数の積み上げはないかと考えると…

まず内申を上げるのが一番手っ取り早い。内申1点が当日点6点分に相当するのだから、難しい数学で一問解いたのと同じになる。

次は理社で、これは一般の都立入試と同じ問題なのでやるだけ確実に点数を積み上げることが出来る、80点を切ったならば合格は危ないと考えるべき。

【都立青山高校合格には、最終的に何点必要か。】

3科平均点174に理社160を足して、334点
334×1.4=468
内申44で259点
496+259=727点

都立青山高校の合格ラインは750点ぐらいが勝負所か。

西高校、日比谷高校、国立高校でも検討したように毎年英数国の試験の難易度によって合格最低点も大幅に推移することが考えられる。より安定した点数の積み上げが考えられるように検討していこう。

なお、自校作成問題の対策については、「都立西高校受験に対する矢島塾の取り組み」を参考にして欲しい。

進学重点指導校の大学合格者の比較

 
都立青山
都立戸山
都立新宿
都立大泉
都立武蔵
都立富士
東京大学   7人   1人 2人  
京都大学 1人 3人        
一橋大学 5人 4人 3人   3人  
東京工業大学 6人 6人 3人 3人 10人  
北海道大学 3人 4人 2人 2人 3人  
東北大学 1人 3人     3人  
東京外語大学 5人 4人 3人 2人 3人 1人
お茶の水女子大学   3人 1人 1人 2人  
筑波大学 6人 6人 1人 2人 2人 2人
首都大学東京 15人   18人 5人 16人 6人
早稲田大学 74人 93人 58人 44人 86人 27人
慶応義塾大学 25人 42人 19人 6人 29人 11人
上智大学 19人 33人 13人 21人 21人 9人
明治大学 110人 118人 83人 74人 77人 35人
中央大学 39人 55人 40人 27人 48人 44人
立教大学 57人 58人 66人 54人 72人 28人
青山学院大学 44人 19人 25人 15人 26人 13人

合格者数を見るときには、何人多いとか何人少ないとかを見るべきではない。人数は所詮優秀な浪人生を何人ストックで持っているかということに過ぎない。重要なのはその学校の全体のボリュームと、どこを目指しているのかという全体像を感じ取ることである。



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